• 京都タロット 宙のメサージュ®

    ●お知らせ:

    『京都タロット宙のメサージュ®』は、こちらにお引っ越ししました! → http://kyototarot.com

     

     ブックマークの変更をよろしくお願いいたします!

     

     

    京都タロット原画展(平成28年11月9日~14日)は、おかげさまで盛会を持ちまして終了いたしました。ありがとうございました!

     

    京都タロット原画展(横浜 長平庵・平成29年6月23日〜24日)も、関東方面で多くのご縁をいただき、本当にありがとうございました!

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    内なる神話を開くツール

     

    「日本人の感性にそぐう物語性とシンボルに満ちた和のタロットカードを作りたい…」

     

    そんな想いからはじまった京都タロットの製作も、着想から早10年あまり。朋百香さんという無二のパートナーを得て、このたびついに完成しましたことをご報告いたします。

     

    『京都タロット 宙のメサージュ®』とは、西洋発祥のタロットカードを、その仕組みとカード絵のシンボルを、日本の神話や伝承に基づき和のモチーフで構築し直した78枚のカードのことです。和のモチーフをふんだんに使い、たとえば日本神話の代表的な象徴でもある「稲穂」「勾玉」「剣」「鏡」を、伝統的タロットのエレメントとスートにもリンクさせながらも、それぞれ陰陽五行思想に基づいた五大元素と四神に対応させています。

    日本人ならではの方向感覚、季節感、死生観などの「和の神秘性」なる感性は、日本の民話の中に息づいています。このタロットに触れることで、いにしえの神々の物語があなたの中にも眠っていることを発見するかもしれません。それは、この現実世界と自分への全く新しい視点と理解をもたらしてくれるものではないでしょうか。

    さらに、NEPUの公認作家でもある朋百香さんの緻密かつおおらかな筆致によって描かれた神秘的なカード達は、一枚一枚に和タロットの精が宿っているかのようで、心に強く響くものを感じます。また、今回の原画展では多くの外国人観光客の方にもごらんいただけましたが、和風でありながらカラフルな色づかいの作風は、日本ブームの海外の方々の心を捉えるものだと感じているところです。

     

    『京都タロット 宙のメサージュ®』が、改めて神話や民話に親しむきっかけとなり、願わくば、あなたの内なる神話への橋渡しとなりましたら、たいへん嬉しく思います。

    岩倉ミケ

  • Kyoto-Tarot

    update ; まだまだ続きます…

     

    ● 製作中のこぼれ話ブログは→ 京タロB面(公式HP内)

     『アダシノ』は平安時代からの風葬の地として知られる京の化野(あだしの)がモデル。右端の空には、四神の青龍が浮かび上がる。『拾六・ミカヅチ』に現れた青天の霹靂的な空とも交差する。巨大なドクロに腰掛ける童子の不安げな表情。放心とも取れる童子の顔は、親を亡くしたばかりであることを想像させる。ドクロに止まった蝶はシンボリズム的には魂。亡き親の守護を感じさせる。故事『胡蝶の夢』のように、このカードには、この世の儚さと無常観が溢れている。  後ろ盾、支えを無くしたこの子の心に浮かぶ想いは何であろうか?寂しさや情けなさ、孤独。どうしていいかわからないという放心状態。しかしこのカードにおいては、この放...
     鳥居は神域との結界。鳥居をくぐり、都(宮)に出(いで=ルビ)る。まさに今、入洛の時。憧れの「世界」への扉を開けようとしている。紅い鳳凰は、新たな世界への招きの印。具現化する前の「神域」であった「こちら」と、現実世界である「あちら」への架け橋的存在である。龍または白蛇の尾は自らの一部として描かれており、これは龍と鳳凰との出会いのシーンでもある。ついに「待ち人来たる」を表している。  手には稲穂。命のシンボル。日本神話にも神が稲穂を握り降臨する姿が描かれるように、それは、この大地を拓き、この大地で生きることを象徴している。また「手渡された」稲穂は、日本の民話『わらしべ長者』を連想させる。藁...
    西洋タロットの『運命の輪』との対応を示す大きな車輪が特徴。虎は五百歳を迎えると白虎になるとされ、成熟を表し知恵と強さを備え、身籠っている女性を強く守っている。また白虎は月の女神の化身ともいわれ、もう充分に月満ちた臨月の女性の傍で、月の満ち欠けを司り、まさに分娩の時を共に迎えようとしているのだ。 木花咲耶姫は見目麗しく愛された女神として登場する。めでたさを寿くが如くの一面の桜。カード全体が「コノハナ」のエネルギーに満ち、この後の好転を暗示する。彼女が祀られた神社は「子宝」と「安産」というご利益が謳われるように、運命は、あなたを通じて何かを生み出そうとしている。その好機は「突如やってきた」よ...
    磐長姫(イワナガヒメ)は、天孫の一神、瓊々杵命(ニニギノミコト)が見初めた木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)の姉神。父神の大山祇命(オオヤマツミノミコト)は、妹と共に彼の元に嫁がせる。しかし、瓊々杵命は彼女を父神の元に返してしまうのである。父神は、磐長姫も娶れば風雪に耐える岩のように彼の命は安泰であったはずなのに、短い命で終わるだろうと嘆く。現在の価値観では、姉を引き出物として送ることなど当然考えられないが、シンボリズムで捉えると、このエピソードに偉大な秘儀を見ることができる。  幸運のコノハナ、勝利のヤマトでは語られなかった──《六》ムスビに描かれた「退けられた」方の女性性が、このイワナ...
    このカードのモデルは閻魔大王、あるいは大王の補佐官として裁きを手伝ったとされる小野篁(おののたかむら)である。毎夜、井戸から地獄に下り大王の仕事をし、朝には別の井戸から地上に戻ったという冥府渡りの伝説を残す人物。剣の宮のキーパーソン。中央に置かれた天秤は人生を計る彼の道具。公平さ、正しさを冷静に見抜く中立の眼差しの象徴。天秤と同じく公正な裁きを暗喩する閻魔様の尺は、ここでは剣の役割をも同時に表現しているのだろう。尺≒剣を手に、剣の宮に入ることがここでのイニシエーション。 この世での行いを、あの世において正すことで、世界に秩序をもたらす閻魔大王。さらに、地上を往来する篁との連携がエンマの真...
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    京都タロット 宙のメサージュ® 原案者とカード絵作者

    ● 岩倉ミケ

    1968年滋賀県生まれ、京都在住歴25年。池坊短期大学国文科卒。三毛庵ワークス主宰。

    女子大生DJ、バスガイド、地方紙記者、ナレーターコンパニオン、会社員、ギャラリースタッフ、ワークショップスタッフ、POPクリエーターを経て、現在主婦業のかたわら三毛庵ワークスを主宰、本名の方で商業ライティング及びプランナーとして活動(=三毛庵ワークスのHP)。得意分野は京モノ、神社仏閣。第10回から13回の『京都検定 問題と解説』の執筆陣のひとり。岩倉ミケとしては『珍妙美』をテーマに「日常という面白味を再発見する喜び」を発信、展開中。O型、水瓶座。一女一男の母。

     

    ◆著作等執筆歴、講習会などの今までのミケ的活動履歴はこちら read more

    *公式ホームページ → mikeRium (ミケリウム)

     

    10年前に書いた本。

    『絶対、ハッピー体質になれる!夢見レッスン帳』マガジンハウス刊 

    夢見はすべての人に訪れるシンボルと珍妙美の宝庫。その面白さや奥深さについて、できるかぎり分かりやすく解きました。夢日記の付け方、夢の変容など…。

    *詳しくはこちら→ read more  *Amazonへ→ Amazon co.jp

     

     

    京都タロットのカード絵を描いてくださった人

    ● 朋百香さん (画家)

    1955年埼玉県生まれ東京育ち。山脇学園短期大学卒。
    幼い頃より叔父である洋画家、長岡忠三郎に水彩画を師事。学生時代には主に油絵を描く。短大卒業後は実家の日本料理店を手伝い、結婚、出産後も絵を
    描き続ける。その後、画材を変えながら独自の表現方法を模索。

    現在は自営業を営みながら和紙に墨、絵の具などで墨アートを表現している。
    神奈川県在住。趣味・きもの (朋百香さんのブログより)

    *詳しくはこちら→ 朋百香さん公式サイト  

    *朋百香さんのブログ→ 胡蝶の夢

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    また、申し訳有りませんが、個人的なお悩みのご相談はご遠慮くださいませ)

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